ブロック塀の点検と診断

 

ブロック塀診断士の横岡が自分で出来るブロック塀の点検と診断方法(一次診断)をお伝えします!  横岡さん.jpg

 ※ブロック塀診断士とは、地域の安全、環境保持を目的に、ブロック塀の危険個所の調査を行い、地震等における災害を防止し、既設のブロック塀の診断業務を行います。

 

皆さんお家のブロック塀を点検診断しましょう!

まずはブロック塀の基本について学びましょう。

step1

ブロック塀の基本知識を学ぼう!

 

ブロック 基礎知識.jpg

 

ポイント① 地盤 

地盤は、塀全体を支え、基礎から一定となった塀の転倒に抵抗する役割を果たします。

  

ポイント② 基礎

 基礎は、鉄筋コンクリートで硬固に作り、塀本体と一体とし、最低でも35㎝以上地中に根入れ(※)して転倒しないようにします。基礎の形状はI型のほか、抵抗力の大きなL型、逆T型などがあります。

 

ポイント③ たて筋(たて方向の鉄筋) 

たて筋は、横からかかる力(横に押す力)に抵抗する重要なものです。基礎としっかりつなぎましょう。また、直径1㎝以上の鉄筋と40~80センチ以下の間隔で入れましょう。

 

ポイント④ よこ筋(よこ方向の鉄筋)

 よこ筋は、壁体の長さ方向に強固に一体化するもので、控壁がある場合は、特に重要な役割を果たします。直径1㎝以上の鉄筋を80センチ以下の間隔で入れましょう。

 

ポイント⑤ かさ木 

か先は、塀全体へ雨水等が侵入するのを防ぎ、ブロック及び鉄筋を保護します。

 

ポイント⑥ 控壁 

控壁は、塀の転倒に対する抵抗力をマス溜めぬ、長さ3.4m以内ごとに設けます。

 

ポイント⑦ 透かしブロック

透かしブロックは、塀に表情を与えますが、透かしブロックを多用すると、壁体の強度を低下させます。出来る限り使用しないようにしましょう。

  

ポイント⑧ 充填モルタル

充填モルタルは、鉄筋とブロックを一体化させるもので、強固な壁体を造るとともに、鉄筋を保護する役目を果たします。鉄筋の周辺部にモルタルがしっかりと充填されないと、塀の強度低下や劣化を早めることになります。

 

 ポイント⑨ 壁の厚さ

ブロックの厚さを言います。15㎝(高さ2.0m以下の塀では12っ㎝)以上のものを使用します。

 ※四国すまいづくり推進協議会が発行している『ブロック塀を点検しよう!』のパンフレットを引用しています。

 

step2

ブロック塀の重さを知ろう!

 高さ1.6m長さ1メートルのブロック塀の重さは、320~400キログラムです。たとえその破片であっても、わたしたちの力で支えれるものではありません。地震などで倒壊して高い所から直撃を受けると重大な事態が生じます。大阪北部地震のブロック塀の死亡事故で、倒壊したブロック塀をのけて救助しようとした近所の大人たち3.4人でも持ち上がらなかったといわれています。

 

step3

劣化の原因を知ろう!

ブロック塀は、いくら良い設計・施工で作られたものでも常に外気に接する過酷な環境にあるため、約20年で鉄筋に錆が確認されるようになります。日本建築学会の調査によると、ブロック塀に対する耐久年数は約30年です。


劣化の進行.jpgこの図のようにブロック塀の劣化が進んでいきます。ブロック塀もメンテナンスされることを望んでいます。ブロック塀の劣化のメカニズムをよく理解し、常に健全な状態を保ちましょう!

 

 

 

step4

診断カルテを行ってみましょう!

ここまでで、ブロックの事を少しでも興味を持ってもらえましたか?我が家のブロック塀は大丈夫かしら?思ったほど劣化が進んでいるかも?と思われた方は下記の診断カルテをしてみましょう!


診断カルテ.jpg

pdf doc00262620181109104031.pdf (0.48MB)

 ※全国コンクリートブロック工業組合連合会発行『問いかけられる自己責任 あんしんなブロック塀をめざして』の記事及び画像を一部抜粋。

ご自身での点検や診断がご不安な方はブロック塀診断士の横岡までお気軽にご連絡ください!

無料で一次診断をさせていただきます。

より精密な二次診断(有料)を希望の方は直接ご依頼ください。ブロック塀調査票・診断票を作成して判定を行います。判定が『危険評価』となりブロック塀の対策を当社に御依頼いただいた場合は二次診断の費用は無料とさせて頂きます。